教育方針・特徴

園長のごあいさつ

太陽幼稚園は感性の教育に力を入れています。
幼児期において最も必要なもの、それは心の栄養です。
幼児期は心の大半が育ってしまう大事な時期。
子ども達は作られた物ではなく恵まれた自然環境の中で本物を見ること、触れること、聴くこと、匂いをかぐことなどを通して感動や驚きを日々繰り返し、その感動体験を伴った様々な物や人との感じ方を深め感性を育てていきます。
園任せ、保護者任せでは子どもは育っていきません。
園は保護者を理解し、気持ちを汲み取り、保護者の方は、園を信頼していただき、園とご家族の教育方針が一致してこそ、子どもは社会に貢献できる自立した人間へと一歩ずつ近づいていきます。
生きる力の基礎、人間形成の基礎を培う大事な3年間。
子ども達の『いのち輝く瞬間』を、私達太陽幼稚園の教員と一緒に感じてみませんか。

太陽幼稚園 園長

保育方針

教育理念

人間教育を目指す太陽幼稚園の保育の底に流れるものは、お釈迦様によって示された理想的人間像です。

この理想的な人間のあり方に向かって生きようとする姿勢を子ども達の心に染め付けておくために「私たちの願い」を人間教育の基本としています。

教育理念

私たちの願い

底ぬけに人を信じる人間となろう

美しいことば、温かいことばで話しかける中で通じ合う気持ちを育てます。

喜んで与える人間となろう

人の役に立つこと、人のために気持ちの良い行いをします。

命を大切にする人間となろう

自分自身の命のともしびを見つめ、相手とのつながりを大切にします。

考え深い人間となろう

限りある時間やエネルギーの配分が上手にできるようになります。

使命に生きる人間となろう

一生懸命に生きること、集中力を養います。

規律ある幸せを喜ぶ人間となろう

規則正しい生活を送り、体内のリズムを整えます。

太陽幼稚園の教育=「気育」

「気育」というのは、人間の「気(やる気)」を育てる教育です。
「気(やる気)」は、人間を動かしている原動力です。
「気(やる気)」は見たり聴いたり触ったり五感をたくさん使い、感動することによって育ちます。本物の自然と十分に関わることで、感動体験を多くし、「気(やる気)」を引き出します。

太陽幼稚園の3つの特徴

子どものやる気を最大限引き出せるよう太陽幼稚園では、空手・英語・和太鼓・座禅を行っています。
様々な体験を験通して心技体のバランスがとれた子どもの教育に力を入れています。

1. 礼節を学びながら、心と体を強くします

空手では、礼儀作法を重んじ、挨拶やけじめを通じて社会でも通用する礼儀を身につけます。良いことと悪いことの区別を学び、危険な行動には厳しく対応しながら、思い通りにいかない状況を乗り越える強い心と相手への思いやりを育てます。さらに、友達や指導者の動きを観察し、模倣することで観察力と集中力を高め、全身運動である稽古を通じて体力と運動能力を向上させ、バランスの良い筋力を養います。

2. 英語がある生活を日常に

英語学習の理想は、日本語を身につけるように自然に英語を習得することです。

まず、英語力の育成には環境が重要です。子どもは恵まれた英語環境の中で自然に言葉を覚えます。太陽幼稚園では、日常会話を英語で交わす環境を整え、「日本語脳」と共に「英語脳」を育てます。英語教師が保育者として子どもと共に過ごし、英語に浸る時間を確保することで、英語が特別ではない環境を作ります。

太陽幼稚園は英語プログラム「グレープシード」を導入しています。このプログラムは仙台の明泉学園が40年余りに渡って蓄積した英語教育のノウハウを基に作成されました。園では、頻出する約800の英単語を重点的に覚え、実生活の中で活用することを学びます。また、「フォニックス」を学ぶことで、初めて出会う単語でも正しく発音できるスキルを習得します。グレープシードの教材はカード、歌、詩、物語、CDなど多様で一貫性があり、効率的に英語を学べるように設計されています。

3. 和太鼓を通して、集中力・協調性を養い、表現力・リズム感を高めます

和太鼓を通じて、子ども達は集中力、協調性、表現力、リズム感を育みます。叩くだけで音が出るシンプルな楽器である和太鼓は、難しい楽譜に縛られずに楽しむことができ、日本人に馴染み深い音色で感情をストレートに表現でき、叩くことを楽しむ子ども達にとって魅力的です。和太鼓を一緒に叩くことで協力する楽しさと感動を共有し、気持ちを集中させることで真剣に取り組む力を養い、話を聞く力も育てます。また、友達と励まし合いながら太鼓を叩くことで、他人のために力を出し、達成感と喜びを共有する経験を積みます。